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2008年04月

バトルステーションズ: ミッドウェイ4

2008年04月30日

本作は、xbox360用の、太平洋戦争を舞台としたリアルタイム海戦シミュレーションゲーム。プレイヤーが司令官、パイロット、艦長、砲手となり自軍を勝利に導くのだ。戦術画面で自軍の各部隊に指揮を与えられるなど、ストラテジーとしての要素を盛り込みつつ、マップ上に登場する艦船や航空機をどれでも自分で操縦できるというアクション性の高さが特徴。マルチプレイモードも用意されており,最大8人での対戦プレイが可能。


☆ストーリーモード☆
プレイヤーはアメリカ海軍士官「ヘンリー・ウォーカー」となって,真珠湾海戦からミッドウェイ海戦に至る海戦/空戦/水中戦全11ミッションを戦っていく。最初は、魚雷艇を操作してのミッションとだが、ミッションをクリアしていくと徐々に大きな艦船を操舵していくことになる。ミッションによっては“ヘンリー”が乗っている艦船以外の艦船や航空機を操ることや艦船の指揮も可能となる。


☆ポイント☆
登場兵器
ゲーム内には当時の戦艦、空母、巡洋艦、魚雷艇、戦闘機、雷撃機、爆撃機など、60種類以上の艦船や航空機が登場。プレイヤーは、それらすべての兵器をいつでも操縦・砲撃することができ、また、それらの船舶・航空機の移動ルートや攻撃指示ができる。

兵器の全てが操作可能
ゲーム中に出てくる全ての兵器が操作可能。空母から航空(艦載)機を発進させ、続いて戦闘機に切り替えて敵戦闘機とのドッグファイト、雷撃機で敵艦の横腹へ雷撃を撃ち、今度は戦艦・巡洋艦に切り替えて敵艦へ砲撃。潜水艦を操作して敵旗艦に接近して魚雷で仕留めるといった操作すべてを自らの手で行うことができる。同じ海戦上で同時にさまざまな攻撃体験が可能。

大日本帝国海軍を指揮・操艦
「海戦」「空戦」「水中戦」モードには、日本軍のミッションも入っている。あの超弩級戦艦大和や零式艦上戦闘機、伊号潜水艦など日本海軍の艦船を操作できる。史実では撃沈されてしまった艦船をプレイヤー自らの操艦によって米海軍を返り討ちにすることも可能。歴史の「IF」が体験できる。

オンライン
マルチプレイモードも用意されており、最大8人での対戦プレイが可能。各ユニットそれぞれに長所短所が設定されており、絶妙なバランスとなっているため、オンライン対戦が非常に奥の深いものとなった。
ただし、日本語版は日本語版だけのサーバを使用するため、アジア版を購入したプレイヤーとは隔離されてしまうので、注意が必要。このため、プレイヤー数の少なさが懸念されている。


☆まとめ☆
本作は「(空戦、海戦、潜水戦)アクションゲーム」と「シュミレーション」を、うまく融合させた点が大きな魅力。「マップ上の全兵器」を駆使して,広大な戦場における「総合的な勝利」を目指すのだが、アクションが苦手なプレイヤーなら、操作はすべてCPに任せることも可能。また細かい戦略が苦手なプレイヤーでも、簡単に指示ができるようになっているので心配はいらない。そして、次第に両方をこなせるように上達してくるのが、これまた面白くなってくる。いままでのシミュレーションゲームの概念を覆すことになるかもしれない本作、機会があればぜひ遊んでほしい。

プロ野球チームをつくろう!ONLINE3

2008年04月23日

「プロ野球チームをつくろう!ONLINE」(以下「野球つくONLINE」)はSEGAが運営するオンラインシュミレーション野球ゲーム。あらかじめペナントレースのスケジュールが組まれており、ログアウト中にも自動的に試合が開催される。プレイヤーは常時ゲームを監視しなくてもよく、どのような生活スタイルの人でも楽しめることが特長。
基本プレイは月額980円。


☆あらすじ☆
プロ野球12球団に在籍する約600人の選手の中から、プレイヤーが目指す理想のチームを作り、最高峰の「メジャー」ランクへの昇格を目指す。最終目標は栄光の「チャンピオンズトーナメント」の制覇である。


☆ポイント☆
公式戦
「野球つくONLINE」では他のプレイヤーとペナントレースの順位を競う。所属するリーグは「ルーキー」「マイナー」、そして最高峰の「メジャー」の3つに分かれている。ペナントレースの最終成績が上位であれば上位ランクのリーグへ昇格、下位であれば、下位ランクのリーグへ降格する。さらに最終成績が上位だったチームは「チャンピオンズトーナメント」へ出場することができ、優勝を目指すことになる。またランクに関係なく全チームが参加できる「ワールドトーナメント」もあり、優勝すれば一発逆転も可能。
その他オープン戦もあり、いつでも自由に戦うことが出来る。

選手カード
一人の選手がカード(選手カード)になっており、選手カードはショップで購入できる。購入するには、ポイントが必要で、ポイントは公式戦でのプレイ内容によって獲得でき、ヒット、得点、ファインプレー等によって獲得できるポイントが異なる。選手カードは袋に入っているので購入するまでどの選手カードが入っているかわからない。また、トレード機能によって他のプレイヤーと選手カードを交換することができる。

スキルブロック
スキルブロックは、選手カードの能力を高めるために使う。スキルブロックは、ショップで購入することができ、選手にセットしてプレイヤー独自の選手に育てることが可能。スキルブロックは組み合わせて使うこともでき、効果的な組み合わせを見つけることも必要になる。


☆まとめ☆
好きな選手カードが出るまでショップに通う行動は、昔プロ野球スナックのおまけを開ける感覚に通じるものがある。レアな選手カードを引き当てたときの感激は当時のままだ。選手カードの交換もでき、小さいころにやっていたようなことが、オンラインで楽しめるのも魅力だ。
実在の選手名を採用したことによって、好きなチームもしくは好きな選手を集めて、思い入れのあるチームを作ることができる。自分自身で選び出したオールスターチームを指揮することは、野球が好きな人ならば、一度はやってみたいことだろう。
理想のチームの監督となり、選手を成長させ、起用の仕方を吟味する。プロ野球中継を見ながら、ここで代打とか、ここでピッチャー交代とか、テレビに向かって叫んでいるような人にはぜひプレイしてもらいたいゲームだ。

放課後少年4

2008年04月17日

KONAMIから、2008年1月31日に発売されたDS用ソフト『放課後少年』は、「放課後アドベンチャー」という不可思議なジャンルで遊ぶ人の郷愁を誘うノスタルジックゲーム。
昭和五十年代前半の田舎町を舞台に、小学6年生の男の子を操り、仲間たちとの放課後を過ごす。イベントは用意されているものの、小学生の放課後らしく「予定」はまったくない。校庭で鉄棒する、河原で石投げ、ホッピングやフラフープに挑戦、メンコで友だちと対戦、駄菓子屋で買い食いなど、気分にあわせてのんびりと楽しめるのだ。


☆ストーリー☆
小学校6年生になった主人公の少年は、1ヶ月後に迫る夏休みを仲間たちと楽しみにしていた。そんなある日、少年は父親の仕事の都合で1ケ月後に遠くの町へ引っ越すことになってしまう。別れの日が訪れるまで泣いて、笑って、冒険して…。たくさんの思い出をつづりたいと心に誓う少年。1ヶ月間の間にどれだけの思い出を作れるかでエンディングにも変化が現れる。


☆ポイント☆
昭和町の風景
主人公たちが住む「昭和町」を舞台に、放課後から晩ごはんの時間まで自由に遊びまわることができる。「昭和町」は昭和50年初頭のとある田舎町。商店街や神社、裏山などの懐かしい風景は、当時子供時代を過ごした人間にとってはとても懐かしく感じられる。また、世代が違ってもノスタルジックを感じさせる温かみのある景色が非常に印象的だ。

イベント
登場するキャラクターと会話することで友好度が上がる。友好度が一定値以上あがると、各キャラクターに対応したイベントが発生。またマップ上に隠されたアイテムを発見することでもイベントが発生することがある。
メインストーリーとは違ったサブストーリーも存在し、主人公の行動によって変化するなど一度のプレイでは味わえない物語が存在している。

ミニゲーム
昔懐かしのミニゲームで遊べるのが本作の魅力の一つだ。友だちとの「スーパーカー消しゴムレース」や「めんこ遊び」、駄菓子屋の店先などに置かれている「ピカデリーサーカス」や「宇宙旅行ゲーム」などさまざまなミニゲームを楽しむことができる。またミニゲームだけでなく、マップの中にも、フラフープやホッピングなど遊び要素がいたるところ盛り込まれており、それらを探し出すことで新たな発見をすることもある。

昭和の名曲
「年下の男の子」(キャンディーズ)、「木綿のハンカチーフ」(大田裕美)、「およげ!たいやきくん」(子門真人)、「ビューティフル・サンデー」(田中星児)など、昭和50年当時を代表する名曲やヒット曲をDS上で再現。懐かしい曲とともに、あの時代がよみがえるようだ。


☆まとめ☆
町中を走り回るうちに日は落ちて、母親が「ご飯よ」と迎えに来てしまう。「まだ遊びたりないよ」と、名残惜しさを感じながら家路につく。毎日が飛ぶように過ぎていくのだが、この感覚は、大人になった今感じる「せわしなさ」とは違う。小学生だからこそ味わえる、独特のワクワク感と、ある種の寂しさを見事に表現しているように思う。
物語が進むと、両親から遠くの町への引っ越しを伝えられる主人公。子どもにはどうしようもない一大事に翻弄されつつ、残りの放課後を満喫し、離れ離れになる仲間との友情を育んでいく。エンディングにたどり着くころには、自分の子ども時代を思い出し、じーんと胸が熱くなった。
1度のプレイでは、すべてのイベントを体験できない。エンディングまでのプレイ時間はおよそ数時間程度で、2周、3周と繰り返しプレイすることを前提に設計されている。何度も放課後生活を過ごして、小学生ライフを味わいつくそう。

ドリフトシティ4

2008年04月10日

本作はアラリオ株式会社が運営するオンラインレーシングゲーム。韓国とアメリカでは早くから正式サービスが行われているゲームで、日本ではようやく3月から正式サービスが始まった。マシンを育成させたり、クエストをこなしたりとRPG的要素を盛り込んだゲームで、純粋にスピードを競うというよりは「ドリフトプレイ」に焦点を当てた作りになっている。
基本プレイは無料。アイテム課金制。


☆あらすじ☆
北太平洋の中心部に無人島が発見され、人類が探し求めていた新しいエネルギー資源が発見される。その名前は「ミトロン」。高効率で環境への被害がほとんどなく、核融合させても放射能漏れの危険がない、まさに完璧な個体エネルギー資源だ。莫大な利益を生む「ミトロン」の採掘のため、無人島には都市が建設され、「ミトロンアイランド」と呼ばれるようになった。
しかし、都市の成長と人口増加で車両犯罪が急増。「ミトロンアイランド」の政府は車両犯罪を取り締まるため、優秀なドライバーを全世界から募集するようになった。
その結果、ミトロンアイランドには、世界各国から最高のドライバーたちが集結するようになったのだ。


☆ポイント☆
モード
一人で楽しめるゲームモードと対戦できるバトルモードがある。
ゲームモードはクエスト、クイックサービス、カーチェイス、インスタントミッションの4種類。クエストはストーリーの進行に合わせ、見回りや輸送、尾行、潜伏等さまざまな任務が与えられる。クイックサービスは決められたコースを回り、特定の物を配達するバイトモード。カーチェイスは、都市を乱す敵を制圧すると報酬がもらえる。インスタントミッションはオペレーターからランダムに与えられるミッションで、他のゲームモードと同時進行できる。
またはバトルモードは、自分のマシンを改造(チューニング)し、最強のマシンを作り、トラックでプレイヤー同士が競争をする。個人戦とチーム戦がある。

バトルステージ
プレイヤーのレベルによってステージが異なる。1次都市ムーンパレスに始まり、2次都市コイノニア、3次都市クラスまである。当然レベルが達していなければ挑戦することができない。ステージが上がることによって、道が狭くなったり、アップダウンがきつくなったり、マシン操縦の難易度が上がる。

装着パーツ
マシンの性能をアップグレードするために必要なアイテム。装着パーツにはエンジン、ミッション(ギア)、ボティ、ブースター等があり、チューニングすることによってマシンは成長する。エンジンはマシンの最高速度を高める。ミッションは、加速スピードを上げたり、コーナーリング後の速度を高めたりできる。ボディは衝突時の減速を減らしたり、衝突力を高めたりする効果がある。また、カーチェイス時に相手に与えるダメージを大きくしたり、上り坂の登坂能力を高めたりもできる。ブースターは、維持時間が長くなり、回復速度も早くなる。主にパーツショップで購入できるほか、フリーマーケットでの売買や交換も可能。また、燃料や加速増強剤、衝突増強剤などのアイテムもある。


☆まとめ☆
車で街の中をぐるぐる走り回り、バトルやクエストをこなし、報酬や経験値を稼ぐ。速さを競うだけのレーシングシミュレーションゲームではなく、車を成長させる点ではRPGに近い。さらにコントローラーにも対応しており、ゲーム専用機のような簡単な操作でプレイができるところも嬉しい。運転技術としてもただ単に、走らせるだけでなく、急に曲がったり、ぶつけたりして、敵を捕まえ、物を届ける。一風変わったゲームだがやり出すとなかなか奥が深くのめり込んでしまう。自分のマシンを育てることも楽しく、リアルなレーシングゲームばかりやっている人には、一度プレイしてもらいたいゲームだ。

アーマード・コア フォーアンサー3

2008年04月03日

本作は、フロム・ソフトウェアから発売されたロボットアクションゲーム。様々なパーツを組み替え作成したオリジナルメカを操り、様々なミッションを遂行していくハイスピードメカアクションが特長。「アーマード・コア」シリーズ12作目にあたる。プレイステーション3とXbox 360版が同時発売された。
『アーマード・コア4』の前日談である国家解体戦争から数えて数十年後の世界が舞台となっており、『アーマード・コア4』の登場人物の一部が、引き続き登場する。


☆ストーリー☆
国家解体戦争から数十年。大気と土壌の汚染が深刻化した世界において、企業は危機的状況に陥った生活圏から脱すべく「クレイドル」と呼ばれる巨大な空中プラットホームを開発建造する。人類の過半数は高度7000M以上に設置されたクレイドルへ移住し、そこで生活することとなった。
一方で人型兵器アーマード・コア「ネクスト」とその搭乗者「リンクス」は、一個人の能力に全てを頼る戦力であることから、その不安定さを嫌った企業によって興された組織「カラード」の管理下に置かれ、全てが地上へ残されることとなった。
かつてレイレナード社を壊滅させ、アナトリアを滅ぼした2人のリンクスによる決闘から数年。企業間戦争の主役は超巨大兵器「アームズフォート」に取って代わられ、かつてのリンクス達は地上における尖兵と成り果てていた。
物語は、名も知らぬ一人のリンクスが地上勢力「ラインアーク」を襲撃するところから始まる。


☆ポイント☆
巨大兵器「アームズフォート」
全長数キロメートルにも及ぶ巨大兵器「アームズフォート」が登場。圧倒的なスケール感と攻撃力で、プレイヤーに襲いかかる。今までにない、巨大な敵との戦闘が新たなエッセンスを加えている。

共同ミッション
オンラインによる従来の対戦に加え、2人協力プレイによる共同戦線が可能となった。シングルモード内でのミッションでも協力プレイが楽しめるので、苦手なミッションを仲間と助け合いながらクリアすることもできる。FPS系のゲームでは一般的だった要素だが、本シリーズには初めて搭載された。協力して戦うことで、まったく別の面白さが引き出された。

簡易操作モード
シリーズ初体験のプレイヤーには簡易操作モードを搭載。さらに経験者には、より詳細なキーカスタマイズが可能になり、誰でも思いのままのアクションを楽しめるような配慮がなされている。

「システム」「パーツ」の強化
時速2000kmの高速戦闘を可能にする「VOB」や、周囲の敵を殲滅する「アサルトアーマー」といった新たなアクションを追加。更にはシリーズの大きな魅力である「パーツ組換え」でも、総パーツ数が前作「アーマード・コア4」から倍増され、より個性的なメカを作ることができる。

マルチシナリオ・マルチエンディング
プレイヤーが選択した行動によりシナリオが分岐、エンディングも変化します。複数存在する勢力のどこに味方するかでそれぞれのストーリーが進行。これも本シリーズに初めて搭載された。奥深い本作の世界観を活用したストーリーを楽しめる。


☆まとめ☆
ファンの評判が芳しくなかった、前作『アーマードコア4』。しかし、本作でその人気を大きく取り戻せたのではないだろうか。複雑な操作や独特のスピード感など、確かにアクションゲームが苦手な者には、なかなか高い敷居である。それを乗り越えればこのゲームの真の面白さがじわじわと染み出てくるので、ぜひとも頑張ってほしい。
「メカ者」にとっては、機体をカスタマイズするだけでも十分面白いので、その筋の人にはそれだけでも楽しいのは今までのシリーズと変わらず。
せっかくのマルチエンディングだが、その数が少ないのが非常に残念。奥深い世界観が確立されているだけに、もっともっと掘り下げてほしいと思うのはファンのわがままだろうか。
新規参入者に対する配慮がなされており、もし未体験であるならば本作から『アーマードコア』の世界に入ってみるのは、賢い選択だと思われる。