2007年08月
トリックスター0-ラブ-
2007年08月28日
「スカッとゴルフパンヤ」で知られるNtreev Softが開発を行い、ジークレストが運営する韓国製MMORPGだ。
「トリックスター」「トリックスター+」とバージョンアップを続け、2006年ウェブマネーアワードでは準グランプリを受賞。遊んでみたいオンラインコンテンツ女性部門で1位、男性部門でも2位を記録している。
そして今年8月、更なる大規模アップデートで「トリックスター0-ラブ-」にバージョンアップ。その勢いはまだ止まりそうにない。
キャラクタービジュアルや世界観の可愛らしさと、コミュニケーション機能重視で知られる開発元の色合いが本作にも大きく反映されており、「女性に人気」というのもうなずける。かといってゲームシステムの作り込みが浅いのかというとさにあらず。さすがはネットゲーム大国生まれといったところだろうか。
基本プレイ料金は無料、課金アイテム有り。
☆あらすじ☆
ゲーム会社オーナーで、億万長者だったドン・カバリア氏が突然亡くなった。
彼は生前、彼の所有する太平洋の孤島「カバリア島」に莫大な遺産を隠したと遺言を残していた。ただしカバリア島はドン・カバリアの開発した仮想現実ゲーム「トリックスター」をモチーフにして島ごとテーマパーク化されており、入場するにはトリックスターに登場するキャラクターに仮装しなければならない。
プレイヤーはテーマパークに訪れた客となり、トリックスターのキャラクターになりきってトレジャーハンティングや様々なクエストを繰り広げる。
☆ポイント☆
フィールド
アトラクションごとに別のマップとして分けられている。太平洋の孤島という設定をいかして個性豊かな自然環境を上手くミックスし、地下や水中、複雑な建造物も表現されている。
華やかな色使いや可愛らしいモンスターのデザイン、陽気なBGM等、歩いているだけでも楽しくなってくる。
また、「テーマパーク」であるというメタ要素を、NPCの運営する各種サービスに結び付けているのも特徴的だ。
戦闘
フィールド上の目標を指定して移動やスキルを実行するオーソドックスな操作法。マウスひとつでほとんどのことを解決できるように極力簡易化されている。
しかしその分エフェクトやモーションなどの演出面は作り込まれており、テンポがいい。クラスごとのスキルや役割分担も絞ってある分洗練されており、パーティープレイも楽しみやすい。
発掘
MMORPGでおなじみの生産システムに代わるトリックスター最大の特色として、「ドリルシステム」がある。
これは電動ドリルで好きなところを掘り、アイテムを発掘するというもので、テーマパークが舞台であることを盛り上げる一因にもなっている。
ゲージをタイミングよく操ることで発掘効率が左右され、うまくいけばレアアイテムや経験値も得られるため、戦闘以外の行動選択肢として大変重要な行為となっている。
☆まとめ☆
何らかの強大な障害にうち勝つため、自己を鍛錬し、仲間をつくり、達成感を求める従来タイプのMMORPGとは根本的に楽しみ方が違うといっていいゲームだろう。
あくまでも、テーマパークに遊びに来て出会った人々とコミュニケーションを楽しむ、ことを主題としている。可愛らしいグラフィックや、シンプルに使いやすくまとめられたシステムを見ても一目瞭然である。課金アイテムにしても、友人を招いて純粋におしゃべりを楽しめるマイルーム、室内を華やかにデザインできる家具類、可愛さ優先の多種多様なペット、そして見た目重視の様々なファッションなど、戦闘で有利になる装備やアイテムがずらりと並ぶ従来のものとは一線を画するこだわりを感じる。
運営側、プレイヤー共にちょっとしたイベントを企画し、頻繁に実行しているのも見逃せない。
ネット内に和みを求めるプレイヤーなら是非オススメである。
「トリックスター」「トリックスター+」とバージョンアップを続け、2006年ウェブマネーアワードでは準グランプリを受賞。遊んでみたいオンラインコンテンツ女性部門で1位、男性部門でも2位を記録している。
そして今年8月、更なる大規模アップデートで「トリックスター0-ラブ-」にバージョンアップ。その勢いはまだ止まりそうにない。
キャラクタービジュアルや世界観の可愛らしさと、コミュニケーション機能重視で知られる開発元の色合いが本作にも大きく反映されており、「女性に人気」というのもうなずける。かといってゲームシステムの作り込みが浅いのかというとさにあらず。さすがはネットゲーム大国生まれといったところだろうか。
基本プレイ料金は無料、課金アイテム有り。
☆あらすじ☆
ゲーム会社オーナーで、億万長者だったドン・カバリア氏が突然亡くなった。
彼は生前、彼の所有する太平洋の孤島「カバリア島」に莫大な遺産を隠したと遺言を残していた。ただしカバリア島はドン・カバリアの開発した仮想現実ゲーム「トリックスター」をモチーフにして島ごとテーマパーク化されており、入場するにはトリックスターに登場するキャラクターに仮装しなければならない。
プレイヤーはテーマパークに訪れた客となり、トリックスターのキャラクターになりきってトレジャーハンティングや様々なクエストを繰り広げる。
☆ポイント☆
フィールド
アトラクションごとに別のマップとして分けられている。太平洋の孤島という設定をいかして個性豊かな自然環境を上手くミックスし、地下や水中、複雑な建造物も表現されている。
華やかな色使いや可愛らしいモンスターのデザイン、陽気なBGM等、歩いているだけでも楽しくなってくる。
また、「テーマパーク」であるというメタ要素を、NPCの運営する各種サービスに結び付けているのも特徴的だ。
戦闘
フィールド上の目標を指定して移動やスキルを実行するオーソドックスな操作法。マウスひとつでほとんどのことを解決できるように極力簡易化されている。
しかしその分エフェクトやモーションなどの演出面は作り込まれており、テンポがいい。クラスごとのスキルや役割分担も絞ってある分洗練されており、パーティープレイも楽しみやすい。
発掘
MMORPGでおなじみの生産システムに代わるトリックスター最大の特色として、「ドリルシステム」がある。
これは電動ドリルで好きなところを掘り、アイテムを発掘するというもので、テーマパークが舞台であることを盛り上げる一因にもなっている。
ゲージをタイミングよく操ることで発掘効率が左右され、うまくいけばレアアイテムや経験値も得られるため、戦闘以外の行動選択肢として大変重要な行為となっている。
☆まとめ☆
何らかの強大な障害にうち勝つため、自己を鍛錬し、仲間をつくり、達成感を求める従来タイプのMMORPGとは根本的に楽しみ方が違うといっていいゲームだろう。
あくまでも、テーマパークに遊びに来て出会った人々とコミュニケーションを楽しむ、ことを主題としている。可愛らしいグラフィックや、シンプルに使いやすくまとめられたシステムを見ても一目瞭然である。課金アイテムにしても、友人を招いて純粋におしゃべりを楽しめるマイルーム、室内を華やかにデザインできる家具類、可愛さ優先の多種多様なペット、そして見た目重視の様々なファッションなど、戦闘で有利になる装備やアイテムがずらりと並ぶ従来のものとは一線を画するこだわりを感じる。
運営側、プレイヤー共にちょっとしたイベントを企画し、頻繁に実行しているのも見逃せない。
ネット内に和みを求めるプレイヤーなら是非オススメである。
数陣タイセン
2007年08月22日
6月初めに発売されたが、控えめなプロモーション、地味なパッケージのために、何のゲームか分からないという声も聞かれた。にも関わらず、口コミでじわじわと広まり、ネットで非常に評価が高い対戦パズルゲームだ。「直感ヒトフデ」「瞬感パズループ」などを手がけたミッチェルが開発。オリジナリティー豊かな独自のゲームデザインセンスを発揮している。
☆ポイント☆
ルール
「数陣タイセン」は新しいルールの対局型パズルゲーム。感覚的には「五目並べ」のようでもあり、「麻雀」や「オセロ」のような側面もある。
手持ちの5枚の数字が書かれた札の中から、1〜3人の対戦相手と順番に1枚ずつ盤面に配置し合う。「接合」と呼ばれる、4パターンある特定の形に並べる札の配置を完成させることで点数が入り、これを繰り返して、先に目標の点数に到達したプレーヤーが勝者となる。一勝負は5分〜十数分程度と、短時間で決着がつく。
ルールは単純かつ奥深い。自分の「接合」を作って点数を得るのか、それとも相手の「接合」を阻止して点数を取らせないようにするのか。攻守のバランスを考えながら進めていくのがこのゲームの鍵だ。しかも得点を加算させる効果のあるマスや、「接合」を有利にできるアイテムの存在が、対戦に深みを加えている。
各種モード
「物語モード」や出題された問題を解く「お題モード」のおかげで、ルールやちょっとしたコツなどをステップアップしながらマスターできるように設計されている。しかしこのゲームの核はなんといっても対人との対戦。2人でじっくり遊ぶときと、4人が入り乱れて戦うときはまったく別のゲーム感覚になるのが面白い。相手が予想もしなかった「接合」を完成させたときの爽快感は格別。
Wi-Fi通信での対戦があるため、身近にプレーヤーが居なくても、対戦相手に困ることはないだろう。プレーヤー間のマッチングもプレイ評価(レーティング)が近い者同士を検索するため、実力的には拮抗する(ことも多い)。
☆まとめ☆
タッチペンの軽快な操作感や、Wi-Fi通信で気軽に楽しめる通信対戦など、DSの特性が生かされている。また、テンポの良さ、斬新でありながらも受け入れやすいルールなど、ユーザーフレンドリーも考慮され、全体的にそつのない優良ソフトだ。称号集めや「お題モード」のなど、やりこみ要素があるのも嬉しいところだ。
残念な点はプロモーション不足。パッケージやCMではまったくどんなゲームなのか見当がつかなかった。それも一つの販売戦略といえるのかもしれないが、残念ながら成功したとは言い難い。結果、プレーヤーの少なさがWi-Fiの過疎を招いているため、せっかくの対戦ツールとしての魅力がマイナスされているのが現状だ。
☆ポイント☆
ルール
「数陣タイセン」は新しいルールの対局型パズルゲーム。感覚的には「五目並べ」のようでもあり、「麻雀」や「オセロ」のような側面もある。
手持ちの5枚の数字が書かれた札の中から、1〜3人の対戦相手と順番に1枚ずつ盤面に配置し合う。「接合」と呼ばれる、4パターンある特定の形に並べる札の配置を完成させることで点数が入り、これを繰り返して、先に目標の点数に到達したプレーヤーが勝者となる。一勝負は5分〜十数分程度と、短時間で決着がつく。
ルールは単純かつ奥深い。自分の「接合」を作って点数を得るのか、それとも相手の「接合」を阻止して点数を取らせないようにするのか。攻守のバランスを考えながら進めていくのがこのゲームの鍵だ。しかも得点を加算させる効果のあるマスや、「接合」を有利にできるアイテムの存在が、対戦に深みを加えている。
各種モード
「物語モード」や出題された問題を解く「お題モード」のおかげで、ルールやちょっとしたコツなどをステップアップしながらマスターできるように設計されている。しかしこのゲームの核はなんといっても対人との対戦。2人でじっくり遊ぶときと、4人が入り乱れて戦うときはまったく別のゲーム感覚になるのが面白い。相手が予想もしなかった「接合」を完成させたときの爽快感は格別。
Wi-Fi通信での対戦があるため、身近にプレーヤーが居なくても、対戦相手に困ることはないだろう。プレーヤー間のマッチングもプレイ評価(レーティング)が近い者同士を検索するため、実力的には拮抗する(ことも多い)。
☆まとめ☆
タッチペンの軽快な操作感や、Wi-Fi通信で気軽に楽しめる通信対戦など、DSの特性が生かされている。また、テンポの良さ、斬新でありながらも受け入れやすいルールなど、ユーザーフレンドリーも考慮され、全体的にそつのない優良ソフトだ。称号集めや「お題モード」のなど、やりこみ要素があるのも嬉しいところだ。
残念な点はプロモーション不足。パッケージやCMではまったくどんなゲームなのか見当がつかなかった。それも一つの販売戦略といえるのかもしれないが、残念ながら成功したとは言い難い。結果、プレーヤーの少なさがWi-Fiの過疎を招いているため、せっかくの対戦ツールとしての魅力がマイナスされているのが現状だ。
The Belle ISle ベルアイル
2007年08月14日
「エミルオンライン」などオンラインゲームはもちろん、PCや家庭用、アーケード等のゲームを生み出す株式会社ヘッドロック開発の日本製MMORPG。
世界観・ビジュアル・BGMなど、西洋ファンタジーをモチーフに、日本のクリエイターたちが独自に発展させた和製ファンタジー的オリジナリティーが随所に光る。
中でも注目すべきは時間の概念で、ゲーム世界での年号・日時・季節の移り変わりはもちろん、プレイヤーキャラクターは老化に伴って結婚、出産、育児、そして次世代への継承を経験していくことができるのだ。まさに「人に歴史あり」ならぬ「キャラクターに歴史あり」である。
今年の2月末より基本プレイ料金が無料になった。課金アイテムクジのサービスは継続している。
☆あらすじ☆
太古の昔に突如として現れ、世界中のあらゆる種族文明に対し侵攻を開始した強力な悪鬼デモニカ。
彼らの脅威から多くの種族を守るため、巨人族はエルフ族と共に「世界樹」によって大陸をひとつ、丸ごと天空へと持ち上げて逃がした。
そうしてできた樹上大陸「ベルアイル」が冒険の舞台となる。
プレイヤーは「魔法国家アリアバート」「商業国家ボーダー」「軍事国家カルガレオン」のうち、いずれかの国民となって世代をつなぎ、生産や戦闘の技術を磨いてゆく。
樹上世界にまで侵攻を始めたデモニカを撃退し、いつか地上に戻るその日まで。
☆ポイント☆
フィールド
地域やダンジョンごとに別のマップとして分けられている。
時刻と天候によって変化する景色はもちろん、季節によって配置されている生産原料やモンスターまで細かく変化する。
移動方法は徒歩以外に騎乗ペット・移動魔法・時刻発車制の乗り物と豊富で、快適な分少々世界は狭く感じる。
戦闘
基本操作は目標を指定してスキル使用のオーソドックスなもの。
しかし、スキルゲージのカスタマイズ、能力値と技能熟練度の装備性能への反映、時刻や季節、天候による魔法効果の増減、戦闘用召喚精霊ガーディアンの育成など、戦略要素がとても多い。
アクション性は低めなので、プレイヤーには反射神経よりマネジメント能力が求められる。
生産
原料採集4系統、加工作成8系統に加え、生産物のレシピは所属する国家の得意分野と発展度によって入手難易度が変化する。
また、キャラクターが生きた時間によってしか得ることのできない「魂片」を消費して作り出す、強力な世代継承アイテム「アーティファクト」も存在し、非常にやり込み甲斐のあるシステムとなっている。
☆まとめ☆
決してファンタジーMMORPGとして奇をてらっているわけではないのに、非常に個性的なゲームに感じる。
MMORPGといえば他のプレイヤーと強さやステータスを競うものが主流な昨今、このゲームは対人戦をオマケと割り切り、能力数値の上限をあえて低めに設定した。その分キャラクター構成要素のディテールを徹底的に練りこみ、マイキャラクターへの感情移入を優先させている。
競争好きのプレイヤーには物足りないだろうが、育成好きのマッタリ派にはたまらないゲームではないだろうか。
とにかく、こだわりすら感じる「時間の概念」のゲームへの細やかな反映は、地味ながら見事としか言いようがない。是非一度、この世界に血筋をつくりに来ていただきたい。
世界観・ビジュアル・BGMなど、西洋ファンタジーをモチーフに、日本のクリエイターたちが独自に発展させた和製ファンタジー的オリジナリティーが随所に光る。
中でも注目すべきは時間の概念で、ゲーム世界での年号・日時・季節の移り変わりはもちろん、プレイヤーキャラクターは老化に伴って結婚、出産、育児、そして次世代への継承を経験していくことができるのだ。まさに「人に歴史あり」ならぬ「キャラクターに歴史あり」である。
今年の2月末より基本プレイ料金が無料になった。課金アイテムクジのサービスは継続している。
☆あらすじ☆
太古の昔に突如として現れ、世界中のあらゆる種族文明に対し侵攻を開始した強力な悪鬼デモニカ。
彼らの脅威から多くの種族を守るため、巨人族はエルフ族と共に「世界樹」によって大陸をひとつ、丸ごと天空へと持ち上げて逃がした。
そうしてできた樹上大陸「ベルアイル」が冒険の舞台となる。
プレイヤーは「魔法国家アリアバート」「商業国家ボーダー」「軍事国家カルガレオン」のうち、いずれかの国民となって世代をつなぎ、生産や戦闘の技術を磨いてゆく。
樹上世界にまで侵攻を始めたデモニカを撃退し、いつか地上に戻るその日まで。
☆ポイント☆
フィールド
地域やダンジョンごとに別のマップとして分けられている。
時刻と天候によって変化する景色はもちろん、季節によって配置されている生産原料やモンスターまで細かく変化する。
移動方法は徒歩以外に騎乗ペット・移動魔法・時刻発車制の乗り物と豊富で、快適な分少々世界は狭く感じる。
戦闘
基本操作は目標を指定してスキル使用のオーソドックスなもの。
しかし、スキルゲージのカスタマイズ、能力値と技能熟練度の装備性能への反映、時刻や季節、天候による魔法効果の増減、戦闘用召喚精霊ガーディアンの育成など、戦略要素がとても多い。
アクション性は低めなので、プレイヤーには反射神経よりマネジメント能力が求められる。
生産
原料採集4系統、加工作成8系統に加え、生産物のレシピは所属する国家の得意分野と発展度によって入手難易度が変化する。
また、キャラクターが生きた時間によってしか得ることのできない「魂片」を消費して作り出す、強力な世代継承アイテム「アーティファクト」も存在し、非常にやり込み甲斐のあるシステムとなっている。
☆まとめ☆
決してファンタジーMMORPGとして奇をてらっているわけではないのに、非常に個性的なゲームに感じる。
MMORPGといえば他のプレイヤーと強さやステータスを競うものが主流な昨今、このゲームは対人戦をオマケと割り切り、能力数値の上限をあえて低めに設定した。その分キャラクター構成要素のディテールを徹底的に練りこみ、マイキャラクターへの感情移入を優先させている。
競争好きのプレイヤーには物足りないだろうが、育成好きのマッタリ派にはたまらないゲームではないだろうか。
とにかく、こだわりすら感じる「時間の概念」のゲームへの細やかな反映は、地味ながら見事としか言いようがない。是非一度、この世界に血筋をつくりに来ていただきたい。
トレジャーガウスト ガウストダイバー
2007年08月07日
大人気を誇る玩具「トレジャーガウスト」シリーズから生まれた本作は、まったく新しい携帯ゲームの可能性を提示した。「子供向けのタイトル」「ポケモンの亜流」だと、毛嫌いするのはもったいないDSソフト。
「クリムゾンレッド」と「ディープブルー」の2バージョンが発売されているが、内容はほぼ同じで、出現モンスターに若干の違いがある。
プレイヤーは、「ガウスト」と呼ばれるモンスターを探し出し、手持ちのガウストとの戦闘を行うことで捕獲が可能な「ガウストダイバー」となる。捕まえたパートナーガウストとなり操作・育成ができるので、彼らを使ってさらに手ごわいガウストを捕獲してゆく。このサイクルを繰り返し、強力な「ガウストダイバー」となって世界を救うのが目的だ。
☆あらすじ☆
DSカードを作中に登場するアイテム「ガウストダイバーチップ」に見立て、チップを挿入したDS本体が「ダイバーマシン」になるというメタな設定が、プレイヤーをゲーム内の世界に上手く導くことに成功している。
ガウストダイバーチップを手に入れたプレイヤーの前に突如あらわれた人魚ガウスト”セイレーヌ”。彼女との出会いをきっかけにプレイヤーは、次第に人間界と磁霊界の戦いの中に巻き込まれてしまう。世界各地では磁霊界の大津波”ガウスハザード”が頻発し少しづつ人間界は飲みこまれようとしていた。この危機を回避するためプレイヤーは立ち上がる。
ストーリーはキャラクターの成長を基準に発生し、「ダイバーマシンへの通信」という形をとって進行する。まるでプレイヤーは本当に自分に語りかけられているような錯覚を起こし、物語に没頭してしまう。
☆ポイント☆
ゲームシステム
「プレーヤー自身が戦闘を行わない」「捕獲したモンスターを育成して敵と戦わせる」「同じ内容で2つのバージョンがある」など、大ヒットゲーム「ポケットモンスター」シリーズとの類似点も見られるが、本作はには、独特の要素がうまく詰め込まれており、実際にプレイしてみるとまったく違うゲームだと認識できる。
フィールド
RPGでいわれるような「フィールド」というものは存在しない。
では、ガウストをどのようにして探索するかというと、まるで昆虫採集のように、プレイヤーが実際にニンテンドーDSを持ち歩くのだ。
面白いのは、低年齢のプレイヤーが外出先で危険な目にあわないよう配慮されていること。交通ルールやトラブル回避のためのマナーを身につけられるように、ゲーム内でテストを受けさせられる。
サーチ
ガウストは基本的に、固有の場所にしか存在しない。場所が違えば、捕まえられるガウストの種類やステータスが全く違う。原理的にはニンテンドーDSの無線通信機能が電波を受信することによってガウストが出現、受信した電波の差によってガウストが決定されていると思われる。「人が多く住んでいる所にガウストがいる可能性は高い」というアドバイスはあるものの、実際にどこにどんなガウストがいるかは自分で確かめるしかない。外出がしにくい人のための救済として、自室内でもガウストを発見できる「浮遊ガイスト」というシステムが用意されているが、レアなモンスターは手に入りにくくなっている。
クリムゾンレッドとディープブルーで差があり、どちらかでしか探知できないガウストがいる。また複数のDSで「グループサーチ」を行わなければ発見できないガウストも存在している。
戦闘
3Dシューティング風のアクション戦闘を1対1で行う。最大3対3の勝ち抜き形式チームバトルだ。プレイヤーはパートナーガウストを操作し、相手を「ゲキハ」か「ホカク」すれば勝利。サーチで捕獲したガウストを戦闘中に「ホカク」することで、パートナーガウストにすることができる。それぞれのガウストには攻撃手段や、得意な(苦手な)属性の違いがあり、アクションの腕前と同じくらい戦略も重要だ。
☆まとめ☆
実際にDS本体を持って外へ出かけさせるというアイデアに感心した。
ゲームを起動して、サーチモードにしてからDSを閉じて本体をスリープ。かばんに入れたまま買い物や散歩に出かけたあと、ゲームを再開してみるとガウストをたくさん捕らえている。こんな単純なことが嬉しいのだ。行ったことのない場所に行けば、本当に新しいガウストが手に入るので、ついついDSを持って遠出がしたくなる。これは、まさに子どものころ感じた、昆虫採集の感覚。
システムも、フィールドやランダムエンカウントをなくしたことで、非常に円滑にゲームが進行する。今はストーリーを進めたい、しばらくガウストを収集したい、といったプレイヤーの意思がダイレクトに反映されるので快適だ。プレイヤーの心理を、作り手がよく理解している。
おしむらくは、ガウストの種類。まだまだ物足りない。もっともっと収集させてほしいというのが、正直な感想だ。GBAスロットを利用した追加ロム、もしくは続編の発売を期待したい。
「クリムゾンレッド」と「ディープブルー」の2バージョンが発売されているが、内容はほぼ同じで、出現モンスターに若干の違いがある。
プレイヤーは、「ガウスト」と呼ばれるモンスターを探し出し、手持ちのガウストとの戦闘を行うことで捕獲が可能な「ガウストダイバー」となる。捕まえたパートナーガウストとなり操作・育成ができるので、彼らを使ってさらに手ごわいガウストを捕獲してゆく。このサイクルを繰り返し、強力な「ガウストダイバー」となって世界を救うのが目的だ。
☆あらすじ☆
DSカードを作中に登場するアイテム「ガウストダイバーチップ」に見立て、チップを挿入したDS本体が「ダイバーマシン」になるというメタな設定が、プレイヤーをゲーム内の世界に上手く導くことに成功している。
ガウストダイバーチップを手に入れたプレイヤーの前に突如あらわれた人魚ガウスト”セイレーヌ”。彼女との出会いをきっかけにプレイヤーは、次第に人間界と磁霊界の戦いの中に巻き込まれてしまう。世界各地では磁霊界の大津波”ガウスハザード”が頻発し少しづつ人間界は飲みこまれようとしていた。この危機を回避するためプレイヤーは立ち上がる。
ストーリーはキャラクターの成長を基準に発生し、「ダイバーマシンへの通信」という形をとって進行する。まるでプレイヤーは本当に自分に語りかけられているような錯覚を起こし、物語に没頭してしまう。
☆ポイント☆
ゲームシステム
「プレーヤー自身が戦闘を行わない」「捕獲したモンスターを育成して敵と戦わせる」「同じ内容で2つのバージョンがある」など、大ヒットゲーム「ポケットモンスター」シリーズとの類似点も見られるが、本作はには、独特の要素がうまく詰め込まれており、実際にプレイしてみるとまったく違うゲームだと認識できる。
フィールド
RPGでいわれるような「フィールド」というものは存在しない。
では、ガウストをどのようにして探索するかというと、まるで昆虫採集のように、プレイヤーが実際にニンテンドーDSを持ち歩くのだ。
面白いのは、低年齢のプレイヤーが外出先で危険な目にあわないよう配慮されていること。交通ルールやトラブル回避のためのマナーを身につけられるように、ゲーム内でテストを受けさせられる。
サーチ
ガウストは基本的に、固有の場所にしか存在しない。場所が違えば、捕まえられるガウストの種類やステータスが全く違う。原理的にはニンテンドーDSの無線通信機能が電波を受信することによってガウストが出現、受信した電波の差によってガウストが決定されていると思われる。「人が多く住んでいる所にガウストがいる可能性は高い」というアドバイスはあるものの、実際にどこにどんなガウストがいるかは自分で確かめるしかない。外出がしにくい人のための救済として、自室内でもガウストを発見できる「浮遊ガイスト」というシステムが用意されているが、レアなモンスターは手に入りにくくなっている。
クリムゾンレッドとディープブルーで差があり、どちらかでしか探知できないガウストがいる。また複数のDSで「グループサーチ」を行わなければ発見できないガウストも存在している。
戦闘
3Dシューティング風のアクション戦闘を1対1で行う。最大3対3の勝ち抜き形式チームバトルだ。プレイヤーはパートナーガウストを操作し、相手を「ゲキハ」か「ホカク」すれば勝利。サーチで捕獲したガウストを戦闘中に「ホカク」することで、パートナーガウストにすることができる。それぞれのガウストには攻撃手段や、得意な(苦手な)属性の違いがあり、アクションの腕前と同じくらい戦略も重要だ。
☆まとめ☆
実際にDS本体を持って外へ出かけさせるというアイデアに感心した。
ゲームを起動して、サーチモードにしてからDSを閉じて本体をスリープ。かばんに入れたまま買い物や散歩に出かけたあと、ゲームを再開してみるとガウストをたくさん捕らえている。こんな単純なことが嬉しいのだ。行ったことのない場所に行けば、本当に新しいガウストが手に入るので、ついついDSを持って遠出がしたくなる。これは、まさに子どものころ感じた、昆虫採集の感覚。
システムも、フィールドやランダムエンカウントをなくしたことで、非常に円滑にゲームが進行する。今はストーリーを進めたい、しばらくガウストを収集したい、といったプレイヤーの意思がダイレクトに反映されるので快適だ。プレイヤーの心理を、作り手がよく理解している。
おしむらくは、ガウストの種類。まだまだ物足りない。もっともっと収集させてほしいというのが、正直な感想だ。GBAスロットを利用した追加ロム、もしくは続編の発売を期待したい。