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The Orange Box4

2008年06月04日

エレクトロニック・アーツよりXbox 360用「The Orange Box」が5月22日に発売された。FPSファンからは発売前から注目されていた作品だ。PCで一時代を築いた「Half-Life2」をはじめ、その続編である「Half-Life2: Episode One」および「同 Episode Two」、さらにチーム戦FPSの決定版「Team Fortress2」、そして今年GDCゲームオブザイヤーを受賞したFPSパズルの「Portal」と、高い完成度が約束された5タイトルをワンパッケージに同梱。移植は不可能と言われていたタイトルが、満を持してXbox 360に登場したのだ。


☆あらすじ☆
前作「Half-Life」から約20年後の世界が舞台だ。異次元世界“Xen”の生物が地球に根付き、主人公Dr.ゴードン・フリーマンの研究員時代の上司ブリーン博士が支配する管理された都市「City 17」を中心としてストーリーは進行する。謎の人物G-Manによって半ば無理やり送り込まれたDr.ゴードンは、ジスタンスとともに、支配者であるコンバインと呼ばれる兵士とブリーン博士との戦いに身を投じることとなる。
(「Half-Life 2」)


☆ポイント☆
「Half-Life2」及びEpisode One、Episode Twoについて
Half-Lifeシリーズの大きな特徴は、次々と出てくる敵を撃ち倒すという従来の一般的なFPSのスタイルに、「仲間と協力しながら真相を究明し生き延びる」という目的と謎解きの要素、ドラマ性を加えたこと。また敵・味方のキャラクターが優れたAIを備えていることも、このゲームを際立った存在にした要素のひとつ。例えば、従来型の「ただプレイヤーに向かって攻撃を仕掛けてくる敵」とは違い、本作の敵は仲間と協力し、役割を分担し、臨機応変に攻撃方法を変え、プレイヤー以外の別勢力とも戦い、場合によっては逃亡さえする。味方も同様、プレイヤーを助ける為に状況に応じて、援護や回復などの適切な行動をとることができる。その他、印象的なオープニングやストーリー進行に表されるように、映画的な表現手法を効果的に使用して、よりリアルな臨場感やストーリーへの没入感を増すことにも成功。50以上もの賞を獲得し多くのファンを獲得した。

「Team Fortress2」について
「Team Fortress 2」はマルチプレイ専用のタイトルだ。本作のPC版は2007年10月に登場して大人気を博し、マルチプレイ対戦FPSとしてスタンダードとなった。
「Team Fortress 2」の特徴は、FPSの本質を忠実に押さえたゲーム性にある。システムは非常にシンプルで、キャラクターには9種類のプレーヤークラスが、各ひとつのメインウェポンを所持しており、REDチーム、BLUチームに分れて陣取り合戦を行う。
クラスは「スカウト」「ソルジャー」「ヘビー」「パイロ」「デモマン」「メディック」「エンジニア」「スナイパー」「スパイ」の9種類。キャラクタの特徴は移動速度や体力、メインウェポンによって特徴付けられており、たとえばゲーム中最速の「スカウト」は体力が125しかないが、3倍の体力を持つ「ヘビー」の数倍素早く移動でき、ポイントの占領を2倍早く進行できる。「メディック」「エンジニア」などのサポートクラスは単独戦闘には滅法弱いが、味方を支援できるチームプレイに欠かすことのできない存在だ。

「Portal」について
FPSの新しい可能性を我々に提示したのが本作だ。本パッケージの中でもひときわ特徴的な本作は、2008年2月に行なわれたGDC08にて、ゲーム開発者から送られる最高の栄誉、ゲームオブザイヤーを受賞している。
「Portal」のルールは単純。ひとりの敵も出てこないステージでひたすらゴールを目指すというものだ。但し、「ポータルデバイス」と呼ばれる、次元扉を開く銃がポイント。「ポータルデバイス」はプライマリファイアで射撃箇所に青いポータルを、セカンダリファイアで黄色いポータルを開くというもので、青と黄色のポータルの距離がどれほど離れていても、入り口と出口として機能し、瞬間移動が可能になる。この装置を使い、徒歩では無理な場所に次々と進んでいくのが本作の基本となる。


☆まとめ☆
「Half-Life2」3部作と、「Team Fotress2」「Portal」。最高峰級の個性あるFPS3種類を一度に楽しめてしまう「The Orange Box」は、ゲームファンならば間違いなく「お買い得」といえるだろう。
パソコンと比べると、ゲーム専用機のコントローラーではどうしてもFPSの操作性で劣ってしまう。そのためPCのタイトルをそのまま移植してしまうと、本来の魅力が発揮されないケースがある。本作も残念ながらそれを感じさせる部分がないとはいわない。しかし、いずれもPCで最高の評価を受けたタイトルであり、もしPC版を未プレイならば一度は体験してほしい。
rmt_life at 03:07 │TrackBack(0)

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