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大合奏!バンドブラザーズDX4

2008年06月25日

本作は、前作である『大合奏!バンドブラザーズ』の4年ぶりの続編(追加曲カートリッジを除く)。音ゲーというよりもNitendo DSを楽器として使えるソフトと説明するほうが正確かもしれない。本物の楽器が演奏できなくても、譜面を読むことができなくても楽しめるのは任天堂ならではの見事な味付けだ。


☆基本システム☆
自分の選んだパート(楽器)以外は全て自動で演奏される。 これにあわせて、画面に表示されたとおりに各ボタンを押して楽器を演奏し、正しいボタンをより正確なタイミングで押すことで採点の点数を競う。また、音の長さの要素も取り入れており、伸ばす音はその時間の間初めに押したボタンを押し続けなければ、たとえ最初に押したタイミングが合っていてもミスになる。ちなみにボタンの指定が無いところではどのボタンを押しても減点になることはなく、勝手なアドリブ演奏を入れて楽しむこともできる。
最難度の「プロモード」では、ボタンは、下、左、上、右、Y、B、A、Xの順で音が高くなり、一つの音階になっている。 Rボタンを同時に押せば1オクターブ高い音が、Lボタンを同時に押せば半音高い音が出る。 「アマチュアモード」「ビギナーモード」の順に使用するボタンが少なくなり、操作が簡単になる。


☆ポイント☆
Wi-Fi
ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用して最大100曲まで新しい曲をダウンロードすることが可能。ただし、一度ダウンロードした曲は削除できない。これは任天堂とJASRACとの楽曲著作権料契約による制限である。初期段階で任天堂のサーバにある曲は200曲。


曲に歌詞をつけることができるようになり、DSのマイクを使って歌うことができるようになった。歌声診断機能や鼻歌での検索など、マイク感度も向上している。

作曲
作曲機能で自作(もしくはワイヤレス通信で交換)した楽曲が最大100曲まで保存できるようになった。またプレイヤーが入力した曲をWi-Fiコネクションを通じて任天堂のサーバーに投稿することができるようになった。審査を経て一定の水準を満たしていれば、ダウンロード可能曲に追加される。

Wiiとの連携
ワイヤレス通信で、専用のWiiチャンネル『大合奏!バンドブラザーズDX専用 スピーカーチャンネル』と接続することにより、テレビのスピーカーから高音質かつ大音量でプレイすることができる。


☆まとめ☆
演奏の楽しさは前作同様。音ゲーでありながら、本当に自分で楽器を演奏している気分にさせられる。ダウンロード配信の曲数が多く、投稿作品が追加されることで、今後もまだまだ増えるのは素直にうれしい。しかし、一度ダウンロードした曲が消去できないため、1本のソフトですべてのダウンロード曲を保存することはできない。著作権の問題でしかたないと思うのだが、やはり納得感に欠けるのはいなめない。

メタルギアソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット5

2008年06月18日

シリーズ累計2200万本の売上げを誇る、メタルギアシリーズの最新作。2008年6月12日に、全世界同時発売された。
総監督の小島秀夫が「本作で、メタルギアシリーズ本編の謎はすべて解決し、ソリッド・スネークの物語は完結する」と明言し、小島を中心に製作されるメタルギアシリーズとしては本作が最後の作品となる。
かなり早い段階でPS3への独占供給を宣言し、これぞ次世代機というような高精細な映像でことあるごとにゲーム関係者や、ユーザーに話題を提供してきた。国内初週の販売数が約47万6000万本に上り、PS3専用ソフトで史上最も売れたことが分かった。またPS3本体の販売台数も、週平均の約1万3000台の約6倍となる約7万7000台で、過去最高だった発売後まもない06年末に迫る好成績となった。


☆ストーリー☆
本作の舞台は、PMC(民間軍事請負企業)が暗躍し、ID認証技術で高度に管理された近未来の戦場。潜入諜報員で数々の危機をくぐり抜けてきたソリッド・スネークは、「ビッグボス」のクローンとして生まれたためか、40代で急速に衰え始めていた。老いたスネークは、ビッグボスのもう1人のクローンで、戦争を影で操るリキッド・スネーク排除のために、中東の某国に向かう……


☆新たな要素☆
オクトカムスーツ
周囲の色や模様、質感などを表面に再現する事で、その場に応じた迷彩効果を得られる特殊な迷彩服。また、老衰により低下したスネークの身体能力を補助するマッスル・スーツの役割も兼ねている。

ソリッドアイ
望遠鏡、赤外線暗視ゴーグルのほか、周囲の気配を視覚化する機能を備えた眼帯状の機器。動作音が発生するため敵兵に気付かれる恐れもある。

メタルギアMk.II
オタコンが設計、開発したメタルギア。メタルギアの名を有しているが兵器ではない。人間が抱き上げられる程度の大きさ。ステルス機能を持っており、偵察機として活動するほか、端末コネクターを兼ねる触手状マニピュレータで相手を感電させ気絶させることも出来る。胴体には小物を収納し、小銃程度の荷物なら引きずって運べる。名前はスナッチャーに登場する同名のキャラクターから来ている。

SOPシステム
サンズ・オブ・ザ・パトリオット(愛国者の息子達)の略称で、「ソップ」と発音する。体内にナノマシンを投入することで兵士間の情報共有やID管理、体調管理、ID管理された兵器の動作封印なども行える戦場管理システム。メタルギアオンラインでは、プレイヤーもSOPによる連携や情報共有が可能。


☆メタルギアオンライン☆
本編ディスクには「METAL GEAR ONLINEスターターパック」として、本作のシステムをベースにしたメタルギアオンラインが収録されている。メインメニューからMETAL GEAR ONLINEを選択し、起動する。プレイするためには「KONAMIID」と「GAMEID」を取得する必要がある。
本作では過去最大である16人での対戦が可能。「SOPシステム」のほか、キャラクターの能力を上昇・拡張させる「スキル」などの新要素が追加された。
今後配信される有料「エクスパンションパック」をダウンロードすることで、ステージやキャラクター等が追加されていく予定である。エクスパンションパックの料金等の詳細は未定。エクスパンションパック以外にもプレイヤーキャラクターの新規登録権、特殊なプリセット無線も有料で購入可能である。


☆まとめ☆
「メタルギア ソリッド」シリーズ歴代キャラクターが総出演し、作品の集大成をうたっている本作。テーマは「SENSE」。劇中では感覚、意志、遺志など、台詞の中に様々な言葉のルビとして用いられている。基本コンセプトは「隠れるところはない (NO PLACE TO HIDE) 」。
PS3の高速演算性能をフルに生かして、今作では複数の勢力が入り乱れる戦場で潜入工作が楽しめるようになった。政府軍に雇われた民間軍事請負企業の兵士、反乱軍の民兵のどちらに荷担しても良いし、どちらにも属さず隠密行動を進めてもいい。
2層式Blu-ray Discの約50GB(2層式DVD約6枚分)でも容量が足りなかったといわれるほどだが、一部で言われている「ムービーシーンが多い」という面は確かにある。プレイ開始から30分のうち、実際に操作しておる時間はわずか。しかし章が進むたびに話は盛り上がりを見せ、見事な構成と練り込まれたシナリオが展開。まさにゲームの中に自分が取り込まれるような錯覚すら起こさせる圧巻の表現力は、次世代機の本領発揮だ。
ストーリーはこれまでの作品を知っているという前提で語られるため、「初心者お断り」と言われても仕方がないかもしれないが、ぜひとも一度はプレイしてほしい。

ギターヒーロー3 レジェンド オブ ロック5

2008年06月11日

本作は、欧米で爆発的な人気を誇る「ギターヒーロー」シリーズの第3作目。アメリカでは発売6日間で140万本を売り上げる大ヒットを記録した。
日本国内では プレイステーション3版・プレイステーション2版・Wii版が発売中。Xbox360版も2008年夏発売予定。なお、欧米ではPC版・Mac版も発売されているが、日本国内での発売予定については現時点では未発表である。
同梱のギター型専用コントローラーを、画面の指示に合わせて操作し、音楽を奏でるリズムアクションゲーム。アメリカ版の『ギターフリークス』(コナミ)といえば、分かる人も多いだろう。


☆操作☆
コントローラーには緑・赤・黄色・青・オレンジの5つのカラーボタン、ストラムバー、ワーミーバー、それに傾き検知機能が搭載されており、画面上を流れてくるノートの色に合わせて左手でボタンを押さえ、右手でストラムバーを弾いて楽曲を演奏していく(別途、左利き仕様のオプションもあり)。画面右下にある「ロックメーター」が演奏中にレッドに振り切れればゲームオーバー、グリーンを維持したまま演奏を終えればクリアとなる。
途中、譜面に「星マーク」のついたノートをミスせずに演奏しきると、「スターパワー」が溜まっていく。このゲージが半分以上溜まった状態でギターを持ち上げるとスターパワーが発動。通常は最大4倍のスコア・マルチプライヤー(ノーミスボーナス)が、最大8倍にアップする。ハイスコア演奏を目指すためには必須のテクニックだが、反面ノートの色が消えるためにミスもしやすくなる。
ちなみにコントローラーは、ギターメーカーの超名門「GIBSON」レスポールモデルを採用。


☆ゲームモード☆
ゲームモードはストーリー仕立てで様々な曲やギター、ステージをアンロックしていく「CAREER」、プレーヤー2人でギターとベース、それぞれのパートを演奏していく協力プレイの「CO-OP CAREER」、アンロック済みの好きな曲やステージで遊べる「QUCIKPLAY」、3つの対戦ルールでプレイできる「MULTIPLAYER」、アンロック済みの曲を練習できる「TRAINING」のほか、プレイステーション 3版にのみオンラインで対戦、協力プレイができる「ONLINE」が用意されている。


☆使用楽曲☆
ロックの歴史に名を残した1980年代ミュージシャンの名曲を多数収録。
エアロスミス、ガンズアンドローゼズ、メタリカ等洋楽のロックを代表するアーティストの曲を70曲以上収録している上、原曲しかもフルコーラスで収録している。
下記は登場する曲の一例
キッス『ROCK AND ROLL ALL NITE』
ローリング・ストーンズ『PAINT IT, BLACK』
セックス・ピストルズ『ANARCHY IN THE U.K.』
エアロスミス『SAME OLD SONG AND DANCE』
ガンズ・アンド・ローゼズ『WELCOME TO THE JUNGLE』
サンタナ『BLACK MAGIC WOMAN』
アイアン・メイデン『THE NUMBER OF THE BEAST』
メタリカ『ONE』


☆まとめ☆
日本では『ギターフリークス』の方がよく知られているが、欧米では『ギターヒーロー』シリーズの方が圧倒的に知名度が上だ。非常によく似たゲームであるが、本作と『ギターフリークス』との大きく異なる点を記す。
・ネックのボタンが5つにトレモロレバーがついている
・すべて洋楽。そして原曲・フルコーラスの収録である。『ギターフリークス』は邦楽が多数収録され、またそのほとんどがカバー曲
これらの要素は、今までゲームに興味のなかった音楽ファン(特に洋楽ファン)を獲得する大きな原動力となっている。
また、『ギターフリークス』と比べると演奏中の演出が非常に凝っており、演奏している気分を盛り上げてくれる。
あまりに濃いアメリカンテイストなグラフィックスに、なんとなく嫌悪感を感じる人もいるかもしれない。しかし、キャラクタを理由にしてこの名作ゲームをプレイしないというのは惜しい。1万円を超える値段だが、高価感のあるコントローラーを実際に手にしてみると納得できる値段だと感じるだろう。

The Orange Box4

2008年06月04日

エレクトロニック・アーツよりXbox 360用「The Orange Box」が5月22日に発売された。FPSファンからは発売前から注目されていた作品だ。PCで一時代を築いた「Half-Life2」をはじめ、その続編である「Half-Life2: Episode One」および「同 Episode Two」、さらにチーム戦FPSの決定版「Team Fortress2」、そして今年GDCゲームオブザイヤーを受賞したFPSパズルの「Portal」と、高い完成度が約束された5タイトルをワンパッケージに同梱。移植は不可能と言われていたタイトルが、満を持してXbox 360に登場したのだ。


☆あらすじ☆
前作「Half-Life」から約20年後の世界が舞台だ。異次元世界“Xen”の生物が地球に根付き、主人公Dr.ゴードン・フリーマンの研究員時代の上司ブリーン博士が支配する管理された都市「City 17」を中心としてストーリーは進行する。謎の人物G-Manによって半ば無理やり送り込まれたDr.ゴードンは、ジスタンスとともに、支配者であるコンバインと呼ばれる兵士とブリーン博士との戦いに身を投じることとなる。
(「Half-Life 2」)


☆ポイント☆
「Half-Life2」及びEpisode One、Episode Twoについて
Half-Lifeシリーズの大きな特徴は、次々と出てくる敵を撃ち倒すという従来の一般的なFPSのスタイルに、「仲間と協力しながら真相を究明し生き延びる」という目的と謎解きの要素、ドラマ性を加えたこと。また敵・味方のキャラクターが優れたAIを備えていることも、このゲームを際立った存在にした要素のひとつ。例えば、従来型の「ただプレイヤーに向かって攻撃を仕掛けてくる敵」とは違い、本作の敵は仲間と協力し、役割を分担し、臨機応変に攻撃方法を変え、プレイヤー以外の別勢力とも戦い、場合によっては逃亡さえする。味方も同様、プレイヤーを助ける為に状況に応じて、援護や回復などの適切な行動をとることができる。その他、印象的なオープニングやストーリー進行に表されるように、映画的な表現手法を効果的に使用して、よりリアルな臨場感やストーリーへの没入感を増すことにも成功。50以上もの賞を獲得し多くのファンを獲得した。

「Team Fortress2」について
「Team Fortress 2」はマルチプレイ専用のタイトルだ。本作のPC版は2007年10月に登場して大人気を博し、マルチプレイ対戦FPSとしてスタンダードとなった。
「Team Fortress 2」の特徴は、FPSの本質を忠実に押さえたゲーム性にある。システムは非常にシンプルで、キャラクターには9種類のプレーヤークラスが、各ひとつのメインウェポンを所持しており、REDチーム、BLUチームに分れて陣取り合戦を行う。
クラスは「スカウト」「ソルジャー」「ヘビー」「パイロ」「デモマン」「メディック」「エンジニア」「スナイパー」「スパイ」の9種類。キャラクタの特徴は移動速度や体力、メインウェポンによって特徴付けられており、たとえばゲーム中最速の「スカウト」は体力が125しかないが、3倍の体力を持つ「ヘビー」の数倍素早く移動でき、ポイントの占領を2倍早く進行できる。「メディック」「エンジニア」などのサポートクラスは単独戦闘には滅法弱いが、味方を支援できるチームプレイに欠かすことのできない存在だ。

「Portal」について
FPSの新しい可能性を我々に提示したのが本作だ。本パッケージの中でもひときわ特徴的な本作は、2008年2月に行なわれたGDC08にて、ゲーム開発者から送られる最高の栄誉、ゲームオブザイヤーを受賞している。
「Portal」のルールは単純。ひとりの敵も出てこないステージでひたすらゴールを目指すというものだ。但し、「ポータルデバイス」と呼ばれる、次元扉を開く銃がポイント。「ポータルデバイス」はプライマリファイアで射撃箇所に青いポータルを、セカンダリファイアで黄色いポータルを開くというもので、青と黄色のポータルの距離がどれほど離れていても、入り口と出口として機能し、瞬間移動が可能になる。この装置を使い、徒歩では無理な場所に次々と進んでいくのが本作の基本となる。


☆まとめ☆
「Half-Life2」3部作と、「Team Fotress2」「Portal」。最高峰級の個性あるFPS3種類を一度に楽しめてしまう「The Orange Box」は、ゲームファンならば間違いなく「お買い得」といえるだろう。
パソコンと比べると、ゲーム専用機のコントローラーではどうしてもFPSの操作性で劣ってしまう。そのためPCのタイトルをそのまま移植してしまうと、本来の魅力が発揮されないケースがある。本作も残念ながらそれを感じさせる部分がないとはいわない。しかし、いずれもPCで最高の評価を受けたタイトルであり、もしPC版を未プレイならば一度は体験してほしい。

フロントライン フュエル・オブ・ウォー4

2008年05月28日

本作は、次期世界大戦を舞台に繰り広げられる、オープンワールド型のFSP。革新的な「フロントラインバトルシステム」と、最大50人参加可能なオンライン対戦が最大の売りとなっている。広大なフィールドで搭乗兵器を駆使して戦う感覚は、今までのFSPと一味違う。


☆あらすじ☆
世界的なエネルギー危機に瀕し、環境破壊と経済不況によって荒廃した近未来を舞台に、プレイヤーは連合軍のエリート攻撃部隊「ストレイドッグス」の一員として、カスピ海に残されたわずかな原油をめぐり、レッドスター同盟との壮大な戦いに身を投じることとなる。


☆ポイント☆
フロントラインバトルシステム
ゲームシステムがひとつの統一された前線を作り出すことで、必然的にチームプレイを促進させる。シングルプレイヤー、マルチプレイヤーともに、プレイヤーは最前線で戦う友軍と合流し戦闘に参加。その結果、各プレイヤーに選択の自由を与えつつも、激しい戦闘体験を実現することが可能となった。

フィールド
ゲームの舞台は中央アジア内の7つの戦闘地域から構成され、壮大なストーリーを通してキャンペーンを体験。また、各種任務の目標はノンリニアで設定されているため、プレイヤーは独自のルートで自軍を勝利に導くことが可能だ。ゲーム内いたるところの環境オブジェクトも破壊可能となっているので、自ら道を切り開くこともできる。

近代兵器
実在の近未来兵器のアイデアをベースにデザインされた、60種類を超える戦闘車両や武器が満載。先進テクノロジーを搭載した戦車やジェット戦闘機から、遠隔操作ドローンやセントリーガンなど、さまざまな近未来兵器を駆使して戦いに挑め。遠隔操作可能なドローンは、敵基地の偵察、また安全な場所からの敵兵士の掃討など様々な状況を発生させる。うまく使用することが勝利のカギとなる。

キャラクター
キャラクターや兵装、ロール(役割)を選択することで、プレイヤーのプレイスタイルに合ったキャラクターを育成することが可能。キャラクターのロールは、アップグレードすることができ、プレイする度に経験値を積みさらなる高度な技術が利用可能となる。


☆まとめ☆
相手の占領範囲を奪回(占領)して行くタイプの、ルールとしては非常にシンプルなFPSだ。広大なマップ内で、多彩な兵器や乗り物を使用して戦う「バトルフィールド」系である。「フロントラインバトルシステム」はまさに戦いの前線をゴリゴリ押し上げていくという、戦いの切迫した状態を単純化し、分りやすい勝負を生みだしている。しかし「相手の裏を取っての一発逆転」といった戦術はなく、単調な勝負を招くこともある。
エイミング(照準合わせ)の苦手なFPS初心者でも、ドローンを使用したり、味方の乗り物の修理したり、戦車に乗ったり、防衛に回ったりと 戦闘に貢献した実感が味わえる。細部に気を使うより、多人数でがやがやとした戦いの空気感が好きなプレイヤー向けといえるかもしれない。
オンライン対戦のバランスの悪さや、マッチングに関する不備など気になる点はぜひともパッチ等で修正されることを望む。
プレイヤーごとの様々な戦い方ができる「お祭り的ノリ」のFPSとして、機会があれば一度は経験してほしい。

大航海時代Online4

2008年05月21日

すでにビッグタイトルといってもよいほどの本作だが、2007年8月22日に実装された拡張パック第二弾『Cruz del Sur』を中心にあらためて紹介する。本作は、コーエーが同社のリコエイションゲーム『大航海時代シリーズ』の世界観をベースに開発したMMORPG。大航海時代の世界観に基づき、プレイヤーは冒険家・軍人・商人などさまざまな職業の登場人物になりきり、探検・交易・海戦などの要素が楽しめる。
本作はWindows用としてコーエーより『信長の野望Online』についで2番目に開始されたMMORPGだ。一時学校教育への導入が検討されるなど、教養面においても非常に評価が高い。
「海洋冒険もの」MMORPGの草分けであり、「ヒロイック・ファンタジー」が主流だったオンラインゲーム界に新しい風を吹き込んだ。プレイスタイルの自由度が高く、プレイヤーによってゲームの楽しみ方が大きく違うのが特徴である。戦闘中心のMMORPGが大勢を占める中、戦闘を全くしないキャラクターを育てることもできる。
『Cruz del Sur』は現在の所3章で構成され、Chapter1『Circumnavigation』に続き、12月5日にChapter2『Special Ornaments』、2008年2月20日にCapter3『Grand Anniversary』が実装された。


☆あらすじ☆
(『Cruz del Sur』で追加された世界周航編公式シナリオより)
1522年9月6日、マゼラン艦隊が西回り航路で香料諸島へ到達した。これは、結果的に世界一周の偉業となったが、マゼランは故国の土を踏まずに亡くなった。エルカノが指揮を引き継ぎ、帰国した彼は富と名声を得た。
時が立ち、人々がマゼランの名を忘れかけた頃、西欧6ヶ国が世界一周航路の確立に共同して乗り出すことになり、周航を達成した航海者を国家が認定すると発表した。セビリアを発し、マゼランが通った道筋を辿って再びセビリアに戻ることが条件で、各国の優秀な航海者に参加が要請された。
計画に参加すべくセビリアに上陸したプレイヤーは、一人の老人から、マニラにあるというアントニオ・ピガフェッタの手記を探して欲しいと依頼される。世界一周と手記捜索の旅を始めたプレイヤーは、1人の少女と出会い、突然何者かの襲撃を受ける。果たして、無事に世界周航を達成し、手記を手に入れることはできるのだろうか。


☆『Cruz del Sur』の特徴☆
南米西岸、オセアニア、南太平洋の海域が追加され、東南アジアから南米に行けるようになり、世界一周航海が可能に。新海域を中心に新たなクエストや港や交易品が登場。エピソードという新しいタイプのイベントの新設と、世界周航レースの開催。 沈没船のサルベージという新たな冒険スタイルが追加された。ペットやアパルトメントの装飾、プライベートファームなど個性を出せるポイントも強化。その他、 航海者養成学校などビギナー向け機能の強化や、世界の拡大による移動の長時間化の緩和、生産の利便性強化やアイテム、船、スキル枠等の所持枠拡大など、操作性や利便性が強化されている。


☆まとめ☆
5月から7月にかけて、新サービス導入およびアップデートが行われる。7月には『Cruz del Sur』Chapter4の大規模アップデートが予定されており、ますますプレイ環境が整ってきている。今まで手を出さずにいたプレイヤーは、『Cruz del Sur』Chapter4のアップデートに合わせて新規参入してみるのはどうだろうか。

トキメキファンタジー ラテール4

2008年05月14日

本作は、韓国ActozSoft社が開発したMMORPG。日本ではGamepot社によって運営される。
女性の若年層をメインターゲットとした、2D横スクロールアクションRPG。全体的にキャラクター・モンスター・NPC共に可愛らしく、ほのぼのとした童話調の世界観で描かれている。アバター要素が豊富なのが特徴であり、キャラクター毎に全く違った個性を出すことができる。
アイテム課金制。


☆あらすじ☆
遥か昔のこと、ジエンディア大陸と呼ばれるこの世界に、「デル族」という少数民族がいた。彼らは、普通の人々とは違い、神秘的な力と驚くべき能力を持っていて、人々から尊敬の対象となっていた。しかし、そんな彼らの力を恐れた魔王は、邪悪な蛇の妖怪「アガシュラ」たちを使い、彼ら一族を滅ぼしたと伝えられている。
時は流れ、平和な今の時代に、ある少女の噂が人々の間で広まっていた。その少女の名は「イリス・イヴィエール」。
彼女は滅んだはずのデル族の最後の子孫で、人々の間では「虹のイリス」と呼ばれていた。少女はジエンディア大陸を旅して世界の各地にイリスの石塔を作る。
しかし、どうして彼女が石塔をつくったのか、彼女の旅の目的はなんだったのか。知っている者は、誰一人いない。
遺跡冒険家であるプレイヤーキャラクターはジエンディア大陸のはずれの山奥の都市「ベロス」から冒険を開始。その最初の冒険で、ベロスの中心にあるイリスの石塔から現れた、イリスの映像からあるメッセージを聞くことになった。
「あなたの力が必要なのです。…私を見つけてください。必ず、見つけてください。」
いったいジエンディア大陸に何が起こっているのか、そしてイリスは、一体何を伝えたかったのか?
ジエンディア大陸を冒険し、各地に作られたイリスの石塔をたどることで、この世界に秘められし謎と自分自身の旅の目的を徐々に知ることになるだろう。


☆システム☆
クラス
基本クラスは、下記の4種。
・ファイター:筋力が上がりやすい。率先して攻撃をする職業である。
・シールダー:体力が上がりやすい。専用の盾を装備することができ、打たれ強く、パーティーを組む時の根本となる場合が多い。
・マジシャン:魔法力が上がりやすい。火、水、風、地の4種類の属性の攻撃・補助魔法や、1次職で唯一の回復魔法を取得することができる。
・レンジャー:幸運が上がりやすい。鍵のかかった宝箱を開けられる唯一の職業。
キャラクターのレベルが80になれば、2次職に転職することができる。 それぞれの基本クラスは2種類の2次職に派生する。
・ウォーロード/ブレイダー
・テンプルナイト/モンク
・ソーサラー/アーティスト
・トレジャーハンター/ガンスリンガー

アバター
女性をターゲットにしているだけあって、アバターと呼ばれるキャラクターが可愛いくオシャレに作られている。今までの多くのゲームのアバターは2頭身がほとんどだが、ラテールは3頭身のキャラクターを採用。これによりキャラクターの表情や仕草、アクション、着せ替えの武器防具が際立ってくるので、おしゃれに着飾る楽しみが大幅に増している。
戦闘用の装備品とは別枠でファッション用装備可能。ユーザー発案のファッションアイテムなども販売されている。


☆まとめ☆
「誰でも簡単に楽しめる!お手軽」が基本コンセプトであり、俗に言われる「カジュアルオンラインゲーム」に部類されるだろう。日本の運営は女性スタッフが中心となり、女性プレーヤーの気持ちや目線を考えた運営を目指している。低スペックのPCで簡単操作というのもポイントの一つだ。
ゲーマーからの評価も非常に高く、これも女性ならではのきめ細やかな対応がプラスに働いているのが一因かもしれない。
システム的には若干古さは否めないが、これもコンセプトやターゲットにはふさわしいと思われる。まさに気軽に始められるオンラインゲームだ。

ソーマブリンガー4

2008年05月07日

任天堂より発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。ジャンルは「協力アクションRPG」。モノリスソフトが開発を行い、音楽は全曲を「クロノ・トリガー」「ゼノギアス」の光田康典が手掛けた。操作性が重視され、タッチパネルを搭載したニンテンドーDSにしては珍しく、タッチペンを使用せずに遊ぶことが可能。ゲーム内では背景は2D、キャラクターは3Dで処理されている。


☆あらすじ☆
世界を支える「ソーマ」と呼ばれるエネルギー源。しかしソーマのバランスが崩れたために世界中で様々な異常が発生。突如出現した謎の生命体「ビジター」により人々は脅えながらも生活していた。
人々に害を与えるビジターを討伐する為に設立された軍事組織・ファルズフ。主人公はそのファルズフ第七中隊のメンバーとして調査の為に、ジュネル大森林に向かう。その奥の巨大な繭の中に一人の少女が眠っていた。記憶をなくした少女と出会い、彼女と共にソーマの秘められた謎に迫って行く。


☆ポイント☆
戦闘
プレイヤーが操作するキャラクターは1人だが「ファルズフ第七中隊」の残りメンバーから、任意で2名以内を戦闘に参加させることができる。任天堂が「協力アクションRPG」と銘打っているのは、この仲間キャラとの共闘に特長があるためだ。仲間たちにはレベルに合わせて「回りこんで敵を叩く」「炎系の魔法を中心に使う」など、基本的な行動方針を指定できる。

仲間
「ファルズフ第七中隊」の8人のキャラクターは、それぞれ6種類の職業(クラス)と、得意な戦闘スタイルで個性が確立されており、例え同じクラスであっても、まったく別の性質をもっている。クラスは下記の通り。
バトラス:近接攻撃型の万能クラス
コーアス:聖魔法を使用して味方を支援できる、防御型の戦士
ダークス:暗黒魔法や一撃必殺のスキルを備えた、攻撃特化の戦士
ガンナス:銃や弓など、遠距離攻撃用の武器を操るクラス
カンプス:動きが素早く、連続攻撃を一気に叩き込む近接攻撃キャラ
ソーマス:魔法のエキスパート。味方の支援も敵への攻撃もこなす後衛役

アイテム獲得
敵を倒した後や迷宮の奥に出現する宝箱。その宝箱から様々なアイテムを獲得するのだが、それぞれのアイテムには、攻撃力や防御力の数値のほかに、固有の特長やレア度を有している。自分好みのオプションのついたアイテムを発見することが、ゲームそのものへのモチベーションを上昇させている。


☆まとめ☆
戦闘とレアアイテム探索、いわゆる「ハック&スラッシュ」の楽しさを、携帯ゲーム機で気軽に味わわせてくれる。
特徴的な仲間から誰を選ぶか、どんな行動をとらせるかで、戦いの風景は大きく変化する。敵の種類や戦闘の局面によって作戦を考える戦闘が楽しさを生みだしている。
戦闘とアイテム探索に没頭できるような配慮がなされているのも評価したい。ストーリーや目的を忘れてしまっても、「ログ」機能でいつでも確認が可能。クリア後の特典である自動生成のダンジョンは、戦闘と探索を存分に楽しんでほしいという製作者からのメッセージだ。何度も繰り返し遊ぶことで面白さがにじみ出る良作ゲームだ。

バトルステーションズ: ミッドウェイ4

2008年04月30日

本作は、xbox360用の、太平洋戦争を舞台としたリアルタイム海戦シミュレーションゲーム。プレイヤーが司令官、パイロット、艦長、砲手となり自軍を勝利に導くのだ。戦術画面で自軍の各部隊に指揮を与えられるなど、ストラテジーとしての要素を盛り込みつつ、マップ上に登場する艦船や航空機をどれでも自分で操縦できるというアクション性の高さが特徴。マルチプレイモードも用意されており,最大8人での対戦プレイが可能。


☆ストーリーモード☆
プレイヤーはアメリカ海軍士官「ヘンリー・ウォーカー」となって,真珠湾海戦からミッドウェイ海戦に至る海戦/空戦/水中戦全11ミッションを戦っていく。最初は、魚雷艇を操作してのミッションとだが、ミッションをクリアしていくと徐々に大きな艦船を操舵していくことになる。ミッションによっては“ヘンリー”が乗っている艦船以外の艦船や航空機を操ることや艦船の指揮も可能となる。


☆ポイント☆
登場兵器
ゲーム内には当時の戦艦、空母、巡洋艦、魚雷艇、戦闘機、雷撃機、爆撃機など、60種類以上の艦船や航空機が登場。プレイヤーは、それらすべての兵器をいつでも操縦・砲撃することができ、また、それらの船舶・航空機の移動ルートや攻撃指示ができる。

兵器の全てが操作可能
ゲーム中に出てくる全ての兵器が操作可能。空母から航空(艦載)機を発進させ、続いて戦闘機に切り替えて敵戦闘機とのドッグファイト、雷撃機で敵艦の横腹へ雷撃を撃ち、今度は戦艦・巡洋艦に切り替えて敵艦へ砲撃。潜水艦を操作して敵旗艦に接近して魚雷で仕留めるといった操作すべてを自らの手で行うことができる。同じ海戦上で同時にさまざまな攻撃体験が可能。

大日本帝国海軍を指揮・操艦
「海戦」「空戦」「水中戦」モードには、日本軍のミッションも入っている。あの超弩級戦艦大和や零式艦上戦闘機、伊号潜水艦など日本海軍の艦船を操作できる。史実では撃沈されてしまった艦船をプレイヤー自らの操艦によって米海軍を返り討ちにすることも可能。歴史の「IF」が体験できる。

オンライン
マルチプレイモードも用意されており、最大8人での対戦プレイが可能。各ユニットそれぞれに長所短所が設定されており、絶妙なバランスとなっているため、オンライン対戦が非常に奥の深いものとなった。
ただし、日本語版は日本語版だけのサーバを使用するため、アジア版を購入したプレイヤーとは隔離されてしまうので、注意が必要。このため、プレイヤー数の少なさが懸念されている。


☆まとめ☆
本作は「(空戦、海戦、潜水戦)アクションゲーム」と「シュミレーション」を、うまく融合させた点が大きな魅力。「マップ上の全兵器」を駆使して,広大な戦場における「総合的な勝利」を目指すのだが、アクションが苦手なプレイヤーなら、操作はすべてCPに任せることも可能。また細かい戦略が苦手なプレイヤーでも、簡単に指示ができるようになっているので心配はいらない。そして、次第に両方をこなせるように上達してくるのが、これまた面白くなってくる。いままでのシミュレーションゲームの概念を覆すことになるかもしれない本作、機会があればぜひ遊んでほしい。

プロ野球チームをつくろう!ONLINE3

2008年04月23日

「プロ野球チームをつくろう!ONLINE」(以下「野球つくONLINE」)はSEGAが運営するオンラインシュミレーション野球ゲーム。あらかじめペナントレースのスケジュールが組まれており、ログアウト中にも自動的に試合が開催される。プレイヤーは常時ゲームを監視しなくてもよく、どのような生活スタイルの人でも楽しめることが特長。
基本プレイは月額980円。


☆あらすじ☆
プロ野球12球団に在籍する約600人の選手の中から、プレイヤーが目指す理想のチームを作り、最高峰の「メジャー」ランクへの昇格を目指す。最終目標は栄光の「チャンピオンズトーナメント」の制覇である。


☆ポイント☆
公式戦
「野球つくONLINE」では他のプレイヤーとペナントレースの順位を競う。所属するリーグは「ルーキー」「マイナー」、そして最高峰の「メジャー」の3つに分かれている。ペナントレースの最終成績が上位であれば上位ランクのリーグへ昇格、下位であれば、下位ランクのリーグへ降格する。さらに最終成績が上位だったチームは「チャンピオンズトーナメント」へ出場することができ、優勝を目指すことになる。またランクに関係なく全チームが参加できる「ワールドトーナメント」もあり、優勝すれば一発逆転も可能。
その他オープン戦もあり、いつでも自由に戦うことが出来る。

選手カード
一人の選手がカード(選手カード)になっており、選手カードはショップで購入できる。購入するには、ポイントが必要で、ポイントは公式戦でのプレイ内容によって獲得でき、ヒット、得点、ファインプレー等によって獲得できるポイントが異なる。選手カードは袋に入っているので購入するまでどの選手カードが入っているかわからない。また、トレード機能によって他のプレイヤーと選手カードを交換することができる。

スキルブロック
スキルブロックは、選手カードの能力を高めるために使う。スキルブロックは、ショップで購入することができ、選手にセットしてプレイヤー独自の選手に育てることが可能。スキルブロックは組み合わせて使うこともでき、効果的な組み合わせを見つけることも必要になる。


☆まとめ☆
好きな選手カードが出るまでショップに通う行動は、昔プロ野球スナックのおまけを開ける感覚に通じるものがある。レアな選手カードを引き当てたときの感激は当時のままだ。選手カードの交換もでき、小さいころにやっていたようなことが、オンラインで楽しめるのも魅力だ。
実在の選手名を採用したことによって、好きなチームもしくは好きな選手を集めて、思い入れのあるチームを作ることができる。自分自身で選び出したオールスターチームを指揮することは、野球が好きな人ならば、一度はやってみたいことだろう。
理想のチームの監督となり、選手を成長させ、起用の仕方を吟味する。プロ野球中継を見ながら、ここで代打とか、ここでピッチャー交代とか、テレビに向かって叫んでいるような人にはぜひプレイしてもらいたいゲームだ。